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2025/05/22 09:00

夏が本格化する前に、ぜひ見直しておきたいのが「室温管理」。
人間にとって快適な温度でも、わんちゃんにとっては暑すぎたり寒すぎたりすることがあります。
今回は、犬にとって快適で安心な冷房の使い方と室温コントロール術をご紹介します。
🐶 わんちゃんにとっての“適温”とは?
犬の適温は、おおよそ22〜26℃、湿度50〜60%前後が目安とされています。
これは犬種や年齢、毛の長さ、体調によっても異なりますが、以下のようなケースでは特に注意が必要です。
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鼻ぺちゃ(短頭種)の犬種(例:フレンチブルドッグ、パグなど)
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被毛が密な犬種(例:シーズー、ポメラニアンなど)
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シニア犬や子犬
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持病がある犬(特に心臓疾患など)
🌬️ エアコン使用時のポイント
1.直風はNG!風向きに注意
エアコンの風が直接犬に当たらないようにしましょう。
特に寝ているときなど、体が冷えすぎてしまうと腹痛や関節の不調を招く恐れがあります。
2.タイマー設定とサーキュレーターの併用
冷気を室内全体に効率よく循環させるためには、サーキュレーターとの併用が効果的です。
また、エアコンのタイマー機能を使えば、冷えすぎや温度のムラも防げます。
3.温度・湿度を“見える化”する
温湿度計(できれば床置き)を設置し、リアルタイムで室内環境を確認しましょう。
犬は床付近で過ごすことが多いため、床の温度や湿度を基準に判断することが重要です。
4.冷房が苦手な犬には“冷感グッズ”を併用
冷感マットやジェルベッドなどの冷房以外の対策グッズも活用しましょう。
冷房に頼りすぎず、やさしい冷却環境をつくることができます。
🕒 お留守番中の室温管理も忘れずに
夏場のお留守番は、特に室温トラブルが起こりやすいタイミングです。
以下の対策を組み合わせて、安全な環境を整えましょう。
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エアコンのタイマー設定やスマート家電の遠隔操作
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カーテンを閉めて直射日光を遮る
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自動給水器で水分補給を確保する
🧊 あると便利な夏の快適アイテム
冷房だけに頼らず、便利なアイテムを組み合わせて節電+快適環境を実現しましょう。
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温湿度計(床近くに置くのが理想)
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冷感素材のベッドやマット
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クールバンダナ、保冷剤付きハーネス
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サーキュレーターや扇風機(※風が直接犬に当たらない設置を)
📝 まとめ
エアコンの設定ひとつで、わんちゃんの快適さと健康状態は大きく変わります。
「とにかく涼しければ良い」という考えではなく、“冷えすぎず・蒸しすぎず”を保つバランスが大切です。
この夏も、愛犬が安心して過ごせるように、室温管理を今のうちに見直しておきましょう。