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2025/06/05 10:00

夏の高温多湿な気候は、わんちゃんの食事環境にも大きな影響を与えます。気温や湿度が上がると、フードの劣化・カビ・虫の発生といった問題が起こりやすくなり、健康リスクにもつながります。今回は、飼い主さんができる夏の食事衛生管理のポイントを、「保存・与え方・器のケア」の3つの観点から徹底解説します。
🥣 なぜ夏はフードの管理に注意が必要?
夏場は気温が25℃を超え、湿度も高くなるため、ドライフードでも酸化やカビが進みやすくなります。
• 油分の酸化 → ニオイや味の変化、栄養価の低下
• 湿気 → カビや虫の温床に
• 食べ残し → 雑菌が増え、食中毒のリスクも
わんちゃんは嗅覚が鋭く、少しの劣化でも食いつきが悪くなることも。健康維持だけでなく、食欲低下を防ぐためにも、フードの衛生管理は夏こそ重要なのです。
✅ 保存方法の基本ルール
高温多湿を避けた保管場所を選ぶ
・キッチンや直射日光が当たる場所はNG。
・風通しの良い冷暗所に置く。密閉容器に移し替える
・開封後の袋のままでは湿気や虫の侵入リスクあり。
・ジッパーバッグ+密閉容器でダブル保管がおすすめ。開封日を記録する
・ドライフードでも、開封後は1ヶ月以内の消費が目安。
・ラベルやテープに日付を書いておくと管理が楽になります。小分け購入で鮮度キープ
・大容量よりも中〜小サイズをこまめに買うことで劣化を防止。
・定期購入や在庫の見直しもこの時期に見直しましょう。
🍽️ フードの与え方にも工夫を
• 食べ残しは30分以内に片付ける
・特にウェットフードやトッピングは腐敗が早いため注意。
・冷房が効いた室内でも放置NG。
• 1日2回〜3回に分けて与える
・一度に大量に与えると、残してしまい雑菌繁殖の原因に。
・特に夏バテ気味の子には少量ずつが◎。
• トッピングの保存は冷蔵庫を活用
・茹で野菜や肉などの手作りトッピングは、保存容器で冷蔵し、与える前に常温に戻す。
・温度差でお腹を壊すこともあるため、冷たいまま与えるのは避けましょう。
🧼 食器・保存容器の衛生管理
• 食器は毎回洗うのが鉄則!
・洗剤でしっかり洗い、自然乾燥 or しっかり拭き取り。
・ステンレスや陶器製の器は汚れが落ちやすくて衛生的。
• 保存容器も定期的に丸洗い
・油分や粉がこびりついて雑菌の温床に。
・フード補充のたびに軽く洗い、週1回はしっかり洗浄。
• スコップや軽量カップも要注意
・フード袋の中に直接入れっぱなしはNG。
・毎回使ったら拭く・洗うを習慣に。
🐶 夏でも美味しく安全に食べてもらうために
• 食欲が落ちがちな夏こそ、フードの「質」と「管理」が命。
• いつものフードでも、保存方法や与え方を変えるだけで食いつきが変わります。
• 雨や湿気が多くなる季節だからこそ、家の中の食事環境を整えておくことが大切です。
📝 まとめ
• ドライフードも高温多湿で劣化する。密閉+冷暗所が基本。
• 食べ残しはすぐ片付け、器や容器も毎回清潔に。
• 少量ずつ与える工夫と、冷蔵保存の活用が効果的。
• フードの品質管理は、愛犬の健康と食欲に直結します!
毎日の食事が、夏の体調管理の第一歩です。
今日からすぐにできる衛生対策、ぜひ始めてみてください。